主体性
10人いれば10通りの定義があるような言葉。「主体性」
僕の中で「主体性」とは、
様々な選択肢の中から自分で考えて行動することである。
つまり、教師にやることを指示されて一生懸命動くのは主体性とは言わない。それは積極性や能動的というのではないだろうか。
今回のコロナの猛威。学校の臨時休校。
いざ4月から学校が再開されると、この主体性が発揮されたかどうかで差がつくと予想する。
例えば分かりやすい例でいうと陸上部。
陸上は結果がタイム・記録に全て現れるという分かりやすくも残酷なスポーツだ。
①陸上部の顧問に指示通りのメニューを黙々とこなす子ども
②自分の体調や天候を見て走る距離を決めれる子ども
①の子どもの場合、一日中フリーになったとしても何の練習をすればいいか分かりませんよね。とりあえず今までやったメニューをする。
勉強でも教師の指示を忠実に聞いて積極的に動く子、しかし残念ながら主体性が培われてない子どもは、自分で考えて勉強することが難しい。何をしていいか分からないからだ。
だからそそ様々な選択肢の中から一人ひとりの子どもにとって最適な選択肢を選べるような子どもを育みたい。それができるのが授業が必要である。