教員養成系大学
学部の時は、外に出る機会が少なかった。大学院では、決して多くはないが外の世界に出るようになった。
だから、もし学卒の僕が新採用になったら今までの受けてきた教育を正しい教育と正当化してきたと思う。
つまり、教育のシステムがなかなか変わらないのは教壇に立った後に問題があるのではないと思う。
教師になるための教員養成系大学で、外の学会や勉強会に参加せず、様々な教育方法や考え方、学級経営術を知らぬまま教壇に立つからではないだろうか。
だからこそ、新たな教育に学校現場で出会っても、勉強する習慣が教員養成系大学で失われているから手を出せない。
よって、今までの自分が受けてきた学校教育が正当化されるというサイクルのように感じる。
つまり僕の考えでは、なかなか教育が変わらない原因は、教員養成系大学での学習が不足しているからである。初任者研修や職員研修を充実させるより、教員養成のカリキュラムを充実させる方が、教育観が固まっていくのではないだろうか。