自主性と放任

自主性:明確に定まっている「やるべきこと」を人に言われる前に率先して自らやること。

 

放任:干渉せずにして勝手にさせること。

 

 

 

この2つの言葉の意味は、一目瞭然で大きく異なる。

 

ただ一瞬しかその状況(例えば授業風景)を見ただけだと、子どもの自主性を尊重した授業なのか子どもを放任している授業なのかは分からない。

 

これは授業だけではなく、大学教授の学生指導も同様である。

 

 

何が違うのか。

 

 

それは上の定義に書いてある通り、目的・ゴールが「明確に定まっている」かどうかの違いである。

 

つまり、やるべきゴールから学習者が逸れてしまったときに、何も軌道修正をするような行為を行った場合、それは放任です。

 

放任は教育者として失格だ。

 

 

まあ、授業者と学習者、教授と学生などの間で明確に定まっているやるべきことの「共有」がされておらず、認識のズレが生じている場合、食い違いからお互いの意見が対立し、合意には至りませんが。これではいけない。