児童の学び②

ある児童の『学び合い』で学んだことに関する記述内容

 

(全文)

・男女の関わりの大切さが分かった。

・皆と助け合いながら、目標にすすんでいく楽しさ。

・ふわふわ言葉で話す。

・分かりやすく教える技術。

・1人1人のいいところを見つけられる。

(られた)

・他人の意見を知れる。

・理解できるものが増える。

・「ありがとう」などの感謝の言葉の大切さが分かった。

 

 

この児童は、クラスを動かせる子ですが、はじめは仲の良い子だけを助けて、それが終わったら読書をしていました。ぼくはこの児童が全員達成できない原因だと考えていました。

 

はじめ3回くらい全員達成できませんでした。ぼくは「全員が終わらなかった時は基本、早く終わった人にサボっている人が少なからずいるからだ。」と終わりの語りで毎回話していました。するとその児童は、素早く課題を終わらせ、男女関係なくたくさんの人を助けられるようになりました。

 

あの人は好き、嫌いと自分の意思がはっきりしている児童ですが、『学び合い』後半になると「頼むぞ。」と僕が言えば「はい。」とクラスのために行動ができるようになりました。

 

最後の手紙で、勉強や人との関わりで大切なことを学べたという言葉を信じます。