視覚的な感想

長い文章です笑

 

今日は研究対象日だった。

記述内容や子どもの声はまだ分析していないので、授業中に僕が目で見て感じたことは

 

グループの変化

 

→社会科の『学び合い』では教える人と教えられる人が男女関係なくほぼ固定化されており、個人的にこれが子どもたちが選ぶ全員達成の方法だと感じている。

 

今日の授業は学力的なものは関係ないから仲良しグループの小集団がいくつかできると予想していた。男子は男子。女子は女子的な。もちろんそのようなグループがほとんどだった。だが全てがそうでなかった。男女混じったグループもあった。さらに驚いたのは女子の人間関係だ。

 

「え、AさんとBさんが一緒のグループでやるの!?」みたいなグループがあった。もちろん僕と担任の先生が仲は悪いと判断していた2人だけでやってはいないのだが。2人での会話があったのか興味はある。

 

また、授業後に席替えがあったのだが、近くに苦手な人ばっかりと愚痴をこぼす人が。その中には、授業中一緒のグループでやっていた人の名前もあった。「いや、CさんはDさんと助け合って今日のグループ考えていたじゃん。」と思ってしまった。もちろんその人も2人でやっていたわけではない。

 

 

女子の人間関係から分かったのは、グループの仲介役、繋げる人になってくれる人のありがたさ。僕が思う彼女らは、クラスのリーダー的な人ではない。おそらく日の目を浴びることなく縁の下を支える側の人たちだ。彼女らの活躍はフォーカスされることはほとんどないと思う。

 

しかし、人間関係の面をフォローし、リーダー役の人が頑張れる環境を作った彼女らの功績は計り知れないと感じた。

 

嫌だなと心の中では感じていたのかもしれない。ただいい意味で折り合いをつけるということを学んでいたのかもしれない。

 

僕が社会科教育で唯一全員が学んで欲しいと思っているもの。(もちろん大方の西川研の人は批判する)「対立と合意」。この難しさとこれからの社会はこの繰り返しで最も大切なことの1つということを理解してほしいなあ。