実証的教育研究の技法
西川純:実証的教育研究の技法、大学教育出版、1999.
数ある西川先生の著書の中でも名著といわれるこの本を3日かけて読みました。
三部構成「1.計画」「2.分析」「3.論文の記述」です。1部と2部は、理科の話を例にしていたため、教科を問わず応用できると書かれていたが、話は難しかった。
3部は、参考になった。大学での卒業論文は、先行研究の論文や先輩の論文の書き方を参考に記述の仕方を書いていた。
だから、後輩に論文を見てください。と言われても本当に自分の言っていることが正しいのか自信を持てなかった。
そのような意味で論文を書く際や発表する際に、明確なエビデンスになるし、「本にこう書いてあったから、こんな記述や表にした」と自信を持てるようになる。
連携校での個人研究を始める前に、読んで損をすることは絶対にないと言いきれる。