頑張るということ

西川研究室では「頑張る」という言葉は死語である。にもかかわらず、僕はあえて使っている笑どういう反応をするのかなという興味の部分が大きい。

 

頑張るという言葉を多用していると思います。「頑張る」ことって当たり前ですよね。例えば、教員採用試験やセンター試験、部活動みんな全力を尽くして頑張りますよね。誰からも言われなくても。頑張らない人は、そもそもその土俵に上がっていないと思うし。

 

そう考えると、運動会や体育祭で「がんばれ」と保護者や友達は競技者に応援する。競技をしている子どもは、当たり前のように頑張ってるのに。

 

そして、がんばれが子どもに良い作用を与えているならばいいですが、それは「すべての子ども」とは絶対に限りません。少なからずがんばれという声かけがプレッシャーに感じてしまう子もいます。

 

『学び合い』で課題解決するのが最後の1人になってしまった子への声かけは、「がんばれ」は適切なのでしょうか。自分の考えは、必要でないと思います。その子どもは、言われなくても誰かに言われなくてもその状況になれば、頑張りますから。

 

だからこそ「がんばれ」という声かけではなく課題が効率良く早く終わる声かけの方が必要だと考えます。